この物語のヒロインは私なの！
譲れないモノ１つくらいないと
自分すら保てないでしょ⁉
モブなんてヤダよ！
見つけてよ　愛してよ
私の存在価値はどこ？
息苦しくて溺れてしまいそう…

どうやらこの都会は　私には合わないみたい
夢とか希望とか　綺麗事も通じないわ

あの日私をアイツは笑った
無理無理なんて鼻であしらった
否定する権利なんて誰にもないのに
「ゴメンねまだ生きちゃって」
こんなんじゃ全然満たされない
まだ足りない心全部埋めたい
肯定してやれるのは自分しかないでしょ
「どうぞバカにして」

このヒロインは私なの！
失うモノ１つくらいないと
未来なんて掴めないでしょ⁉
モブなんてヤダよ！
気付いてよ　認めてよ
私の存在意義は何？
生き苦しくて消えちゃいそうになるよ…

どうにかこの都会で　誰もが必死に生き急いでる
酸素が薄過ぎてもうギリギリのところで

私として過ごせるタイムリミット
いつか笑えるように耐える日々
戻りたくないよもうあの場所には
「ゴメンねまだ帰れないよ」
本音なら今すぐ逃げ出したい
でも他人よりも欲張りでいたい
全部独り占めしたっていいじゃん
「強くなれるかな??」

このヒロインは私なの！
大事な奴１人くらい居ないと
自分すら守れないでしょ⁉
サブなんてヤダよ！
教えてよ　聞かせてよ
私の存在理由とは？
弱いとこも見せちゃダメなのかな…

人は独りじゃ生きれない
大切なモノは日々減っていくんだ
本当に大切なモノにいつか気付くから
傷だらけなのにどうしてみんな無理して笑うの？
泣いたっていいじゃん　一緒に息吸ってたいじゃん

この物語のヒロインは私だもん‼
君を幸せにする魔法だって覚えてみせるから
もっと君と生きたいよ
蘇生装置は要らないから　今をただ死ぬ程愛したい
過呼吸気味で夢見よう　みんな酸欠ヒロイン