答えを求められた　今
手段は問わないらしいんだ
「誰」かの証明さえ塵と消えた

個性を求められた　今
複製はいらないらしいんだ
誰かの証明など役立たずだ

いつだってそうだろう？
お前は僕らを騙して
言葉を翻して刺す　刺す
不治の病　最早呪い
微かに残るカルキの匂い
もういいよ

ああ　 誰かの所為
「可能性はそう　無限大だろう？」と
言ったってさあ
僕らの手に　答えはない
ヒントもない　どうなってんだ

生きる術と理由を失っても
時間だけは静かに過ぎてゆく
憧れに近づいた身体はもう
透明になっちゃったんだ

空っぽに　空虚に
染められた　止められた
終わらせた夢

ああ　誰かの所為
落ち度はない　本当かい？
そう言ったんだな
意思さえない　この手は何？
ただのお飾り？　腐ってんな

心に不釣り合いな運命はもう
求めたりはしないと誓ったの
指咥えて見ているだけなんだよ
終わりを待つ　待つ　待った
たったった