さよならの雫が一つ
ポツポツ傍に居れたらな
君は枯れて粉になって
ずっとずっと旅立ったままだ

さよならの時計が一つ
チクタク君の方向へ
忘れかけた未来地図は
ほら・・・すぐ其処だった

この声は白く消えていった
もう届かないや　
凍えそうなこの世界で
もっともっと息をしていくよ
ずっとずっとずっと

逢いたくても逢えなくて
今日も青は空と濁る
僕がいるこの世界を
何て呼べばいいのだろう

伝えきれないコトバが
白い雲になって浮かんでいくの？
泳いでいく雨は
軈て針の様に刺さっていく

この声は届いていますか？
もう届かないよ
毀れそうなこの世界で
ずっとずっと零れ落ちそうなんだ

素直に好きと言えなくて
嫌われる事が怖かった
空に飲み込まれた君に
もう好きと言えないんだ

この声は届かないけれど
ずっとずっと君が好きでした
嫌われ者になっても
もっともっと僕は生きるから

声は白く消えていった
もう、もう届かなくてもいいや
凍えていく憧憬が夏と崩れていく
ずっとずっとずっと