貴方と歩く足跡に
跳ねる雫の音が鳴る
傘はささないままで
どこまでも歩いてみる

晴れのち曇り　曇りのち雨
何だかちょっと切ないな
季節は巡る　いつしか僕らも
大人になってしまうね

透明な絵の具で撫でた
心の奥の景色　
不意に貴方の名前を呼んだ
どうか近くにいさせてよ
せめてこの雨が止むまでは

誰かが行き交う足音に　
冷たい雫が浮かぶだけ
街は藍色のままで
時は流れてゆく

晴れのち曇り　曇りのち雨
涙がちょっと溢れたら
貴方と過ごした雨の降る街
想い出になってしまうの

透明な絵の具で撫でた
心の奥の景色　
不意に貴方の名前を呼んだ
どうか想いを届けてよ
貴方にまた会いたいよ

雨のち曇り　曇りのち晴れ
僕らの秘密の場所で会おう
忘れないように　失くさないように
何度でもここで虹を見よう

透明な絵の具で撫でた
心の奥の景色　
不意に貴方のことを想い出すよ
そうさ今も同じ空の下で
僕ら繋がっている

街は藍色のままで
時は流れてゆく