雨音に　今日もまた耳をすますよ
雨のにおい　湿った風　懐想レイニー

静けさに　今日もまた君を描くよ
この想いが　この気持ちが届くように
いつも通り　君の帰りを待つよ
ほら足音　近づいたような？隠れて姿追うの

雨は止んで　薄日が差したら
君は笑って　また手を引いてくれる？
ささいな夢を　2人で分け合っていこう
困った顔　とぼけた仕草も
色褪せたって　愛しく思えたから
歩幅合わせて　寄り添って歩いていくよ

おぼろげに　2人の写真が笑う
独りの部屋　窓に寄り添う　夏の途中
繋いだ掌から　零れ落ちた
夢の続き　「当たり前」を　今取り戻すの

雨は止まず　明日が見えなくても
変わらず君が笑ってくれるなら
いつだって僕は　君のために生きていこう
歳をとって　名前呼べなくても
曖昧でも　愛しく想えたなら
同じ季節を　君の手を取って歩こう

どんな思い出も　時間と共に薄れてしまうけど
切り取った一片を　二人でずっと重ねていたいんだよ