#Vaporwave見境無しに取り込んだ膨大な栄養素
消化不良の自覚症状は
膨大なこの食欲が掻き消した
ジベレリンに体を浸かった黄緑のマスカット
暗闇の奥底で冷え切った巨峰を尻目に彼は皮ごと頬張った
潮が満ちるまでの近道はただ一つで
来た道を引き返す | 新東京 | - | 動画 | 見境無しに取り込んだ膨大な栄養素
消化不良の自覚症状は
膨大なこの食欲が掻き消した
ジベレリンに体を浸かった黄緑のマスカット
暗闇の奥底で冷え切った巨峰を尻目に彼は皮ごと頬張った
潮が満ちるまでの近道はただ一つで
来た道を引き返す |
36℃君が泣いたのが僕のせいだとしたら
この苦いだけのチョコレートをおいしいと言えるか
君の欲しい未来に僕がいなくても
この恥じらいのない煌びやかな空を手に取れるか
カメラに映る0と1で造られた偽りの景色に
僕達は口を揃えて「素敵だ」って言い | 新東京 | - | | 君が泣いたのが僕のせいだとしたら
この苦いだけのチョコレートをおいしいと言えるか
君の欲しい未来に僕がいなくても
この恥じらいのない煌びやかな空を手に取れるか
カメラに映る0と1で造られた偽りの景色に
僕達は口を揃えて「素敵だ」って言い |
Cynical City無機質なこのコードとずれかけたテンポに
着ぐるみ預けて踊ろう ぎこちなさも美しいと思える
100円のコーヒーすすって
祝福の風に靡かれて歩こう
澄み切ったこの温度がこぼれてしまわないように
締め付ける鼓動に嘘をついて抱き締め合う
| 新東京 | - | | 無機質なこのコードとずれかけたテンポに
着ぐるみ預けて踊ろう ぎこちなさも美しいと思える
100円のコーヒーすすって
祝福の風に靡かれて歩こう
澄み切ったこの温度がこぼれてしまわないように
締め付ける鼓動に嘘をついて抱き締め合う
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Gerbera差し伸べた手から伝う音を聴いて
雨の降り止まない街で傘をそこらに捨てて
漕ぎ続けた銀輪は大気を二つに裂いて
街に色とりどりの花を充満させる
羽ばたいてみたい 涼しげなあの空
雨上がりを報せる鳥達
美しさの連続が明日の私を急る
ガ | 新東京 | - | | 差し伸べた手から伝う音を聴いて
雨の降り止まない街で傘をそこらに捨てて
漕ぎ続けた銀輪は大気を二つに裂いて
街に色とりどりの花を充満させる
羽ばたいてみたい 涼しげなあの空
雨上がりを報せる鳥達
美しさの連続が明日の私を急る
ガ |
The Few犬を上手く飼いならせずに 壊れゆく人を腐るほど見た。
胸に焼かれた “The Few” の文字を さらけ出すドレスが好きよ。
いびつにしか線が引けなくて 置き去りにしたままの点には
いつか夢見た景色がこびりついて取れないわ。
足で砂を味わ | 新東京 | - | 動画 | 犬を上手く飼いならせずに 壊れゆく人を腐るほど見た。
胸に焼かれた “The Few” の文字を さらけ出すドレスが好きよ。
いびつにしか線が引けなくて 置き去りにしたままの点には
いつか夢見た景色がこびりついて取れないわ。
足で砂を味わ |
ショートショートふわり、紙の匂いがした
しおりを挟んだのはついこの間
ふわり、髪の匂いがした
時を留めるしおりがいつしか抜け落ちていた
この話は唐突に終わり告げた
読みかけのショートショートが
うつろう君を描く
見つめ合うこともせず最後のページめく | 新東京 | - | | ふわり、紙の匂いがした
しおりを挟んだのはついこの間
ふわり、髪の匂いがした
時を留めるしおりがいつしか抜け落ちていた
この話は唐突に終わり告げた
読みかけのショートショートが
うつろう君を描く
見つめ合うこともせず最後のページめく |
ユートピアンカーテンを揺らした風と
思い出された昨日の嫋やかなセリフとが
秒速2mで頬をかすめた
エンディングまでは覚えてないな
淡い期待と日々の混沌は
160mlのコーラ缶の奥底で
プルタブ共々打ちひしがれて
今日がやけに静かに感じられたわけ | 新東京 | - | | カーテンを揺らした風と
思い出された昨日の嫋やかなセリフとが
秒速2mで頬をかすめた
エンディングまでは覚えてないな
淡い期待と日々の混沌は
160mlのコーラ缶の奥底で
プルタブ共々打ちひしがれて
今日がやけに静かに感じられたわけ |
曖させて視線が泳ぐ音のない夜には すれ違う人とも目が会わずに
カラフルで寂しそうな世界 フラフラと帰る場所を探す旅へ
目のないサイコロを振り続けて 駒を進めるふりばっかりしてた
芽を摘む隙を見逃したことで
実を結び 枯れるのを何度も見てきた
| 新東京 | - | 動画 | 視線が泳ぐ音のない夜には すれ違う人とも目が会わずに
カラフルで寂しそうな世界 フラフラと帰る場所を探す旅へ
目のないサイコロを振り続けて 駒を進めるふりばっかりしてた
芽を摘む隙を見逃したことで
実を結び 枯れるのを何度も見てきた
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濡溶「さようなら。」
全てが砂に消えてしまった朝は、やけに清々しい空気に満ちていた。
うす汚い文庫本を手に取り、パラパラとページをめくる。
やがて一体どこまでが自分を表す領域なのかが、分からなくなってしまう。
自分と外界を隔てる"布のようなもの" | 新東京 | - | | 「さようなら。」
全てが砂に消えてしまった朝は、やけに清々しい空気に満ちていた。
うす汚い文庫本を手に取り、パラパラとページをめくる。
やがて一体どこまでが自分を表す領域なのかが、分からなくなってしまう。
自分と外界を隔てる"布のようなもの" |