ハチェット 歌詞

『宮下遊 - ハチェット』収録の『錆付くまで』ジャケット
歌手:

宮下遊

発売日: 2021.01.20
作詞: Mah
作曲: Mah

息苦しさをねじ伏せて 好きになろうとした映画みたいな
泥に片足を突っ込んでる ここには誰もいない


小細工なしで生き残りたいと 誰にも言わずにいたっけ
愚直を生かした生存戦略の終わりの日


ああいつもの雨は やさしく溺れさせる


旨くもないと言いながら
そこまで食わなくたっていいだろう
私の生き様を吐き出す腹の中まで


私の脚が腐っていくのを
気づきたくはないから 歩き方を教えた


言葉で鎮め宥め
泣けば引き上げてまた 突き落とす


フォークなんかで突っつかないで
ひと思いにやっちゃって


サディストが作った街に
かぶれては痛みを知らぬ顔して


乗り慣れない路線を越えて
見慣れない駅まで道を外れて


揺れるバスから遠目に見てた タイヤの墓場の果てにきた
ここだけは来るまいと 眺めてた場所へきた


カレンダーは白いまま 終わりが来る日へめくっていた
それがいつなのか 知る事が出来たなら


赤いペンでその日を囲んでいた


私の脚が腐っていくのを
指を咥えて見ているわけにはいかない


未来を疎んだツケがきたんだ
ついに自分の番が来たんだ
いやだ
フォークなんかで突っつかないで!


もう使いものにならないなら


未練がましいその斧で
おまえのその脚を切ってやれ


もう使いものにならないなら


未練がましいその斧で
おまえのその脚を切ってやれ


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歌手: 宮下遊
ステータス: 公式 フル

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