さよなら 恋こいと少すこしの酸素さんそ
この息いきが最後さいごかなと悟さとった
視界しかいが揺ゆれる
時間じかんがなぜか穏おだやかに
二人ふたりを包つつんでゆく

塞ふさぎ込こんだ君きみの声こえ
「泣なきたいのは私わたしだって」
買かいたてのコーヒーの温度おんど
徐々じょじょに冷さめてゆく

等間隔とうかんかくに並ならんだライト
僕ぼくの姿すがたを照てらして消きえてゆく 消きえてゆく
笑わらっていようか
振ふり返かえる間まもなく貴方あなたは言いうの
全すべては分わかっていたのさ
でも、もういかなくちゃ

さよなら 恋こいと少すこしの酸素さんそ
この息いきが最後さいごかなと悟さとった
視界しかいが揺ゆれる
時間じかんがなぜか穏おだやかに
二人ふたりを包つつんだ

パッと消きえてゆくの
都会とかいの光ひかり
見みえないシルエット

これが最後さいご

コンビニの明あかりが映うつしていた
誰だれかの涙なみだ
じゃあね

どうせ僕ぼくはこのまま
分わかり切きった後悔こうかいをして
自由じゆうだって 胸むねに言いい聞きかせるのだろう

そう簡単かんたんに捨すてきれないよ
邪よこしまな気持きもち 笑わらっておくれよ 隣となりで
都合つごうがいいか
結局けっきょくは幻まぼろしのままに終おわる
成長せいちょうしないねとか言いうのだろ
あっけない僕等ぼくら

さよなら 恋こいと少すこしの酸素さんそ
この息いきが最後さいごかなと悟さとった
どうしてだろう
乾かわいているんだどこまでも
自分じぶんが怖こわいよ

パッと消きえてゆくの
都会とかいの光ひかり
見みえないシルエット

これで最後さいご

コンビニの明あかりが映うつしていた
誰だれかの涙なみだ
じゃあね