風と船 歌詞

『LAMP IN TERREN - 風と船』収録の『FRAGILE』ジャケット
歌手:

LAMP IN TERREN

よみ: かぜとふね
発売日: 2020.10.14
作詞: Dai Matsumoto
作曲: Dai Matsumoto

空に飛んでった 風船はいつか
萎んで降りてきてしまった
その様を誰も知らない
知られたくなかったのかな


風に煽られて 鳥に啄まれて
そんな理由があるかもしれない
橋の上でぼんやりしてた
僕は ふと手を伸ばした


緩やかなスピードで 空の階段を降る
頬を伝う雫の様に 涙の様に


ねぇ もう隠そうとしないでよ
ひとりで飛ぶのも 萎むのも
いつだって僕は抱き締めたい
そうしてまた膨らむ船
次は一緒に 空に浮かべよう


瞳の中には青く揺らぐ情景
誰かと笑い合うためにもきっと
誰にも見せられない物
ひとりの空で堪えた


もうだめだ 諦めよう 誰も見てませんように
なるたけ遠く 傷付かぬように 緩やかに降る


許せやしなかったよ
期待を越えたい自分がチラついて
僕はまたひとりのまま
大空に漂う船 いっそ破裂してしまうのもいい
昇る事も 降る事も 向き合う事もなく
宛もなく ただ


緩やかなスピードで空の階段を降る 頬を伝う雫
それでも 僕はまたこの胸を膨らませて
もう一度 この空に浮かべる 何度も浮かべるよ


もう隠そうとしないでよ
弱音ぐらい話せよ 同じ僕でしょ
そうして最後はこの手で
優しく掬ってあげられますように


もう隠そうとしないでよ
自分の弱さに突き立ててた ナイフを
僕は抱き締めたい


ほら 何度も膨らむ船
高い空の向こうを目指して


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歌手: LAMP IN TERREN
ステータス: 公式 フル

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