突然とつぜん降ふる夕立ゆうだち あぁ傘かさもないや嫌いや
空そらのご機嫌きげんなんか知しらない
季節きせつの変かわり目めの服ふくは 何なに着きりゃいいんだろ
春はると秋あき どこいっちゃったんだよ
息いきも出来できない 情報じょうほうの圧力あつりょく
めまいの螺旋らせんだ わたしはどこにいる
こんなに こんなに 息いきの音おとがするのに
変へんだね 世界せかいの音おとがしない
足たりない 足たりない 誰だれにも気きづかれない
殴なぐり書がきみたいな音おと 出だせない状態じょうたいで叫さけんだよ
「ありのまま」なんて 誰だれに見みせるんだ
馬鹿ばかなわたしは歌うたうだけ
ぶちまけちゃおうか 星ほしに
エリクサーに張はり替かえる作業さぎょうもなんとなくなんだ
欠かけた爪つめを少すこし触さわる
半径はんけい300mmの体からだで 必死ひっしに鳴ないてる
音楽おんがくにとっちゃ ココが地球ちきゅうだな
空気くうきを握にぎって 空そらを殴なぐるよ
なんにも起おきない わたしは無力むりょくさ
だけどさ その手てで この鉄てつを弾はじいたら
何なにかが変かわって見みえた…ような。
眩まぶしい 眩まぶしい そんなに光ひかるなよ
わたしのダサい影かげが より色濃いろこくなってしまうだろ
なんでこんな熱あつくなっちゃってんだ 止とまんない
馬鹿ばかなわたしは歌うたうだけ
うるさいんだって 心臓しんぞう
蒼あおい惑星わくせい ひとりぼっち
いっぱいの音おとを聞きいてきた
回まわり続つづけて 幾いく億おく年ねん
一瞬いっしゅんでもいいから…ああ
聞きいて
聴きけよ
わたし わたし わたしはここにいる
殴なぐり書がきみたいな音おと 出だせない状態じょうたいで叫さけんだよ
なんかになりたい なりたい 何者なにものかでいい
馬鹿ばかなわたしは歌うたうだけ
ぶちまけちゃおうか 星ほしに