蕾に雷 歌詞

『花譜 - 蕾に雷』収録の『蕾に雷』ジャケット
歌手:

花譜

よみ: つぼみにかみなり
発売日: 2022.04.20
作詞: 長谷川白紙
作曲: 長谷川白紙
編曲: 長谷川白紙
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木だけのものじゃないから避雷針は


肺をくらやみに馴染ませ
思い出すの 舞台
プレートリバーブ の空が胸骨を
満たす僕は
減る, 減ろう
髪から なまえが憑いたときから
爪ゆく 雷のほうに見惚れて
僕は恋をしている


筈で


血の中には何もなくていい
筈で
電より早いものがある
筈で
僕が恣に呪って確かめる
筈で


(雷蕾雷蕾雷蕾雷蕾)


誰かいるのは分かってた
筈 なら
向うを照らしてほしい



こどものころに観たホラー映画の
電気が未だ


(雷蕾雷蕾雷蕾雷蕾)


(木だけのものじゃないからわたしたちは)


(龍の稜線から はみ出し 踊り出した額)
(病みばなの歯たちが齧る草木を)
(ひらく 僕が)


雷蕾雷蕾雷蕾雷蕾
蕾雷蕾雷蕾雷蕾雷
雷蕾雷蕾雷蕾雷蕾
蕾雷蕾雷蕾雷蕾雷
雷蕾雷蕾雷蕾雷蕾
蕾雷蕾雷蕾雷蕾雷
雷蕾雷蕾雷蕾雷蕾
蕾雷蕾雷蕾雷蕾雷


光と
細い肌のびりがずれてきて
雷を枯らすときまで
僕は恋をしている


筈で


髪は少しも動かせない
筈で
爪達は少しも騒ぎ出さない
筈で
僕は薄い暗闇しか分からない


筈で

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歌手: 花譜
ステータス: 公式 フル

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