自殺志願者が余命191秒で見た憧憬 歌詞

『おくのほそみち - 自殺志願者が余命191秒で見た憧憬』収録の『自殺志願者が余命191秒で見た憧憬 - 新録』ジャケット
歌手:

おくのほそみち

発売日: 2020.06.11
作詞: おくのほそみち
作曲: おくのほそみち
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父さん 母さん
ごめんね
僕はどうやっても、戻れないみたいだ


遣る瀬無いことばかりが続く、こんな世の中で
何の取り柄もない僕は平凡な日々を過ごして
“愛してくれる人”なんて別にいないから
この先の人生に生きる価値などないんだろう、きっと


登るビルの階段は 僕が生きた日々より少ないのに
高く、高く、伸ばした躰は僕を押し潰してしまうだろう
愛せなかった家族 そんなに多くないけど友達も居た
誰もが日々を生きてるだけで
悪いのは


僕だって生きてたかったんだ
「誰だってきっとそうでしょう?」
正直者が莫迦を見るこんな世界なら消えてしまえよ
神様、教えて
自殺志願者が生きてく理由を
嗚咽に似た叫びは空に浮かんで
足元が揺れるよ
もう戻れないだろう


騒がしい朝の街で 少年がビルから飛び降りたニュース
「誰も僕の心の中まで、見ちゃいなくて」
苦しさの中 生きる不安に苛まれてしまうけれど
吐き出した言葉さえ誰にも届きやしないから
終わらせたいんだよ


見渡す涙の海は 霞んでいくこの瞳に見えないのに
深く、深く 潜った心は僕を溺れさせてしまうだろう
愛していた日々も どこかに代わりが居ると解っているから
誰もが孤独を恐れながら 憂いているんだろう


僕だって死にたくはないんだ
いつだって目を逸してた
優しさばかり奪われるこんな時代なら捨ててしまえよ
ねえ、いま教えて 円周率3で割れる輪廻を
嗚咽が鼓膜を引き裂いて朝日に”さよなら”を告げるよ
「もう戻れない」なんて、思いたくはなかったな


いつか 生まれ変われる日が来るなら
今、この景色を――


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歌手: おくのほそみち
ステータス: 公式 フル

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