Christmas bell 歌詞

歌手:

Halo at 四畳半

よみ: クリスマスベル
発売日: 2012.10.28

さっきまで泣いていた少女が
窓辺で歌う祈りのうた
テレビジョンは消したままで


煉瓦に落っこちた白い模様
手袋でそっと掴もうとした
12月、街は凍えてる


悴む右手を握った左手で
照らす星を数えていた
当て所ない不安もきっと街のどこかで
寒さに身を縮めているのさ
12月通りを鳴らす少年はうたを歌っていた
叶わないままの願い事空に並べて
遥か遠く聴こえる透明な声が拐っていく
輝く街の真ん中で白い息が残っていた


揺り椅子に腰掛けて
皺だらけの手のひらでそっとページを捲る
祈りのうた聴きながら


少女はやがて窓辺を離れて
街を見渡す丘へと向かう
12月、街は凍えてた


行き交う人の間に白は次第に降り積もっている
その隙間を抜けていく
ドアから洩れている幸せを集めてさ
あなたの手に届けられたら


12月通りを濡らす少女の泣き声が宙に舞う
遣る瀬ない痛み撫でる様に街灯の明かりは照らす
疲れきった背中に落ちてきたいつかの少年の願い
叶わないままで年を経て
その手に皺を刻んでも
忘れない


12月通りを歩いてく少女は唄をうたっていた
叶わないままの願いごと空に並べて
遥か遠く聴こえる
透明な声が拐っていく
輝く街の真ん中で白い息が残っていた

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歌手: Halo at 四畳半
ステータス: 公式 フル

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