水と眠る 歌詞

『For Tracy Hyde - 水と眠る』収録の『ニュー・ヤング・シティー 』ジャケット
歌手:

For Tracy Hyde

発売日: 2019.09.04
作詞: 管梓
作曲: 管梓

夢を見ていた。君によく似た誰かが笑う。他愛もない愛。
目覚めたときは水のただなか。透明な人が残した海だ。


静かすぎてため息さえもかき消された、白夜のあと。


いつかの君が求めたこの手が冷え切るまでどれくらいだろうな。
なくしたあとも、思い描いていた目映い未来に焦がれたままでいても、
浮かべそうにもない水と眠るだけだ。


花を閉ざした琥珀が揺れたその耳元の白さを想う。
幼いままで振りかざしていた僕の心の黒さを想う。


気づかぬ間に傷つけた日を巻き戻して悔やんでみたり、
叶いそうもない仮定の話を綴り出した、映画のあと。


いつかの君がほどいた言葉を捨て切れるまでどれくらいだろうな。
なくしたあとで、煩い続けたしなやかな体温を懐かしんでもきっと、
浮かべそうにもない水と眠るだけだ。


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歌手: For Tracy Hyde
ステータス: 公式 フル

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