馬鹿騒ぎはもう終わり 歌詞

『amazarashi - 馬鹿騒ぎはもう終わり』収録の『令和二年、雨天決行』ジャケット
歌手:

amazarashi

よみ: ばかさわぎはもうおわり
発売日: 2020.12.16
作詞: 秋田ひろむ
作曲: 秋田ひろむ

今日が壊れて もう、お開きの時間だ
散らかった部屋を出て デッキで最後の一杯
君はまだ若い風を シャツの裾に飼っていて
朝がやがて来るはずの 地平線をそっと撫でる
馬鹿騒ぎはもう終わり


ラグの模様が変わってら ピザソースとビールで
時に汚した人生は 書き直したことにして
ふしだらな政治家に 怒るのは分かるけど
ワイン瓶で割ったテレビ 弁償はしてもらうぜ
馬鹿騒ぎはもう終わり


時に自分を失った気になるよ 抗うつ剤や手の温みや給付金や
不在届や自身の不在やいや 砂嵐 胸騒ぎ 今は亡き 17歳
馬鹿騒ぎはもう終わり


読みかけスワン家のほうへ ゴミ箱のコンドーム
便所で寝てる友人 いや、あんた誰だっけ
どこまでも行けるけれど、あえて行かないって顔で
この世界に腰掛けては 退屈と飲み交わした
馬鹿騒ぎはもう終わり


僕らの片手では 取りこぼしてしまうんだ
ほら、たった今落とした 車のキーみたいにね
「止めておきな 死んじまうよ」 君が可笑しそうに言う
「止めておきな 死んじまうよ」 確かにね 確かにね


時に自分を失った気になるよ 晴れた土日やアルコールやセロトニンや
深い眠りや海底は暗いやいや 砂嵐 胸騒ぎ 今は亡き 17歳
馬鹿騒ぎはもう終わり


頭痛だけが残った狂熱 真夏に干上がるいつかの夢
散らばった野心と向こう見ず 微笑みと無防備な迎合
正しさは時々ヒステリー 線路の 朽ちてゆく枕木
五月の湿った土の匂い 影踏みというより影踏まれ


片づけが終わったら 朝が来たら
僕らはどこに 向かうんだろう
それはね それはね 君がつぶやく
「それぞれの人生に戻るの」


馬鹿騒ぎはもう終わり

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歌手: amazarashi
ステータス: 公式 フル

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